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原発から遠く離れた地域では、本当に放射能の影響は無いのか?
汚染食品問題が続々と報道される中、未来ある子供達のために、私達は色々な事を知り、備えていかなければならないと思います。 放射能 ・原発の専門家「田中優」さんを迎え、勉強会を開催致します。
田中優・講演会


…………優さん講演を中根圭子さんがレポートして頂きました。…………

春になると「こんな大きな花が咲きました」「こんな大きな作物が取れました」と話題になる。
これは放射能のせい。
事故を起こさなくても微量の放射能は出ている。

放射能はすぐには影響が出にくい。
被害が出やすいのは圧倒的に小さい子ども。
55歳と0歳の赤ん坊を比較すると、被害は310倍!

セシウムは筋肉に集中する。
心臓は「筋肉の塊」だから集中しやすい。
放射能によって細胞は壊されてしまう。
一定以上壊されると心筋梗塞を起こす。
現在、「福島では亡くなる人が増えていて、心臓病が増えている」と聞いている。
身体が浄化しようとするとき、腎臓、肝臓は頑張る。
腎臓病、肝臓病、膀胱ガンや膀胱の障がいが起こる。
ガン以外の病気もたくさん起こす。

原発は国境沿いの端っこに作る。
(他の国が被害を受けるように)

チェルノブイリ事故の時、ウクライナの隣「ベラルーシ」の方が被害が大きかった。
チェルノブイリ事故後、どんどん死亡率が増えていき、子どもの出生率が下がって行った。
しかし、1999年に事態は良くなっていった。


一体なぜ?
1999年に食品の基準が急激に厳しくなったのだ!

今の日本はチェルノブイリのレベルに似てるので、私たちはチェルノブイリに学ばないといけない。
日本は学ぼうとしていないので、相変わらず甘い基準のまま。

政府の甘すぎる基準が風評被害を作った。

牛肉が汚染された問題。
山形の方が、福島の方たちを助けようと福島に行った。
そこには、売るつもりだった稲藁が余って困っていた。
山形の方はそれを買って帰り、餌として牛に与えた。
それが、牛乳、牛肉が汚染される原因となってしまった。

牛肉は今現在は汚染が少ないが、牛乳は、バキュームカーのようなもので牧場から集めていくから、汚染されたものとされていないものが混ざってしまう。

「こけ」や「きのこ(特に、なめこ、しいたけ)」は放射能を集めやすい。
いのししはきのこが大好物だから、めちゃくちゃ汚染されてしまうことがある。

魚は汚染されやすい。
川魚が最も汚染されやすく(コケを食べるから)、その次が「海の底にいる魚」、そして「回遊魚」の順番。

「学校給食」の測定について。
「学校給食全て」を測るのではなく、気をつけなければならない「きのこ、たけのこ、果物、魚」をチェックすればいい。
全てを(ミキサーなどにかけて調べたりすると)薄まってしまうから、それは合理的ではない。

放射能は四方八方に放射線を出すから、
外部被ばくだと、一部しか当たらない。
でも、内部被ばくは、身体の中で四方八方に放射線を浴びてしまうから
とにかく「身体の内側に入れない」ことが必要。

緑黄色野菜はたっぷりと、陽の光を浴びて育つ。
そうすると、野菜の遺伝子まで壊されかねないので、滅びないために、(野菜自身が)「抗酸化物質」を取り入れる。
緑黄色野菜をたくさん身体にいれておけば、ガン化しにくくなる。

ラットに放射線を浴びせた実験結果がある。
「乳酸菌」を食べさせたら長生きした。
乳酸菌発酵してる「漬け物」を食べるといい。
「麦芽飲料」を与えたら34%長生きした。
麦芽飲料とは?
ビール!!
34%の除去率だから毎日3杯?(…というわけにはいかない。笑)
ビール酵母で作った「エビオス」というものも効果がある。
味噌の中では熟成度が高い「八丁味噌」が特に効果ありそう。

しかし、医師の一部は「それはラットのデータだろ?」と否定している。
でも、これに関して「人体実験」できないから、そんなことを言ってたら1万年経っても結論は出ない!
じゃぁ、「ラットに体質が似てる」と思う人は信じればいい(笑)。
なるべく日本の伝統的な食べ方をしよう!
亡くなった人を徹底的に調べ、「放射能が体内に蓄積されていくと病気になる」と言った医者は、政府からえん罪で捕まえられ、ベラルーシを追放されてしまった。



10ベクレルを超えると病気が出始める。
6ベクレルで膀胱の病気が出始める。
福島の子は、すでに(およそ)20ベクレルくらい身体に集めてしまっている。

セシウムは40日間ほど、体内に滞在してしまう
溜まったものは排出させよう
それは「キレート効果」と言い、食物繊維を摂るといい。
セロリなどではなく(これは植物の繊維)、「食物繊維」はオクラなどの「ぬるぬる」。
その「ぬるぬる」を摂ると放射性物質は排出されやすくなる

りんごなどの「ペクチン」も排出してくれる。
ロシアでは「ペクチンの錠剤」を作った。

チェルノブイリの事故の後、現地で「炭」をなるべく食べていた人がいた。
まっ黒な「便」を測ったらものすごい放射線量だった。
粘土も排出に効果がある(ただし、どうやって食べたらいいか分からない。笑)。

セシウムは、ほこりや粘土に付く。
「埃を身体に入れない」ことが重要。
そのためには、安い花粉症用のマスクをつける。
なぜ安いものがいいのか?
「使い捨てできる」から。
使い捨てしない場合、表裏を間違っちゃうと身体にセシウムを入れてしまう

私たちは日々、食べ物+飲み物の5.5倍の重さの空気を(呼吸によって)身体に入れている。
一番気をつけないといけないのは「呼吸」なのだ。

3.11以後、メルマガで「マスクをするように」と伝えた。
http://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/5310f7e3ac4b5a6bfbe7d0c9910774a7

しかし、医師の一部は「気休めだ」「効果ない」と言っていた。
去年の12月、東京大学の「アイソトープ研究所」が調べたところ、花粉症用マスクでほぼ100%除去できた。
http://www.asahi.com/science/update/1201/TKY201111300873.html

福島では、多くの人が被ばくしてしまった。
「気休めだ」と言った人には責任を取って欲しい。

福島で、放射能を取り込んでしまった原因の最大は「呼吸」。
同じ家庭の人を調べてみると、高校生が多く取り込んでいる。
なぜか?
「外で運動してる子」は、呼吸でたくさんの空気を取り込んでしまった

日本の場合、収入の多くを家の支払いに充てているから、そう簡単には家を置いて避難できない。
避難できないなら「そこから出られないなりの対応策」を知って欲しい。

部屋の中の汚染が高い場合、「ほこりを取り去ること」が必要。
「雨戸の戸袋の下」をきれいにするとかなり放射能は減る。
エアコンのフィルター、車のラジエーター部分なども。

絶望しなくていい。
最悪なのは「何も伝えずに『大丈夫だ』ということ」。
「何に気をつけたら良いのか」理解して、「その対策をとれるようにすること」が重要。

「総括原価方式」

「電気料金が伸び続け」ないと発電所が作れない。
電力会社が生み出したウルトラCは「オール電化」
(環境に優しいと言われているが)実はCO2の排出量は多くなる。
得するのでは?
「対応年数10年」なのに、機器を揃えるのに莫大なお金がかかる。 (「深夜の電気料金は安い」が売り文句だが)深夜の電気料金はこの5年間に50%値上がりしてる!
さらに、電磁波の問題もある。
「IH調理器」はきわめて危険。
「小児白血病になる確率」が高くなる。
http://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/e4d3f3bd29de5571b0825d4bf033674c

オランダでは「4ミリガウス」という基準もあるが、日本の基準は「2000ミリガウス」
日本の子はオランダの子に比べて「500倍浴びても大丈夫」なの?
日本は「リニアモーターカー」を走らせるために、この高い基準にした。
「機械の都合で500倍甘い」のだ。

私たちの電気料金に含まれてるもの。 電気をつくるために、こんなものは必要なんだろうか?


日本の電気料金が高くなったのは「原子力を進めた」から。
ドイツのデータを見ると、ドイツは急激に(自然エネにして)上がったように見えるが電気消費量が全く増えてない。
「消費を増やさなかったこと」がすごいのだ。
日本は電気量が増えてるから、自然エネにしたって追いつかない。
でも、途中から電気量は上がっていないのだ。
それなのに、「この先も、電気量はまだ増える」と政府は思っている。

「原発やめて、自然エネをやればいい」ではなくて、すべきことは「まず節電」
残った発電量を「自然エネ」に変えていけばいい。
(順番が逆!)
節電は「努力忍耐、これっぽっちもイラナイ」と思ってる。

だってね、
日本の「電気消費全体」の22%しか、家庭は消費していない。
78%は家庭以外(特に企業)が消費してる。
だったら、企業が節電すれば良いんじゃないの?
家庭に省エネを押し付けるのは間違い!

電気には欠点がある。
それは「貯めることができない」こと。
「今、使ってる電気」は「今、発電した」もの。
ピークが出るのは1年の8760時間の間の、10時間程度。
確率でいうと、1000に1つしかピークは出てない。
このピークに合わせて発電所をどんどん造ろうと思っている。
でもね、そのピークを下げさせればいいのでは?
発電所を作らないと利益が上がらないから、ピークがどんどん大きくなるのを放っている。

ピークが出るのは「夏場平日の午後1〜3時」と決まっている。
しかし、その時間帯、国民の「3分の2の世帯」には、家には人がいない。
その時間帯の電気消費を調べてみると、「冷蔵庫」が大きい。

…ってことは、ピークの消費を削減するのに協力したかったら冷蔵庫の電源を落とすしかない(`□´!!)
じゃないでしょ?
ピークの時間帯に90%の電気消費をしてる「事業者」が問題なんでしょ?

「使えば使うほど安くなる電気料金」形態から、「使えば使うほど高くなる」形態に変えれば良い。
つまり、「しくみが問題」なのだ。
解決策もしくみで!
(オフィスでは「待機電力カット」するといい)

戦前、木材の4分の3は、燃料として使われていた。
しかし、戦後「ゼロ」になり、木材を、住宅の建材にしてきたけど、そんなには売れないので値崩れしてしまった。
もう一度、燃料に変えていこう!

◯薪ストーブ
◯薪ボイラー http://www.ato-nagoya.com/boiler/index.html
◯ペレットストーブhttp://www.saikai-sangyo.com/

実は、木材を燃料にすると、雇用が増える。


東京電力の株主は、一体誰?
「生命を危うくする生命保険会社」など。


コベルコの「バイナリ発電」、2500万円で売り出される。
http://www.kobelco.co.jp/topics/2011/09/1186618_11213.html
(期待できる!)
雇用を自分たちで創っていこう!

例えば、
10人の人が1人の議員に電話して、
「あなたが◯◯を実現したら票を入れるけど、もし実現しなかったら、金輪際、票を入れない」
と圧力をかける。
署名よりも「10人の投票」の方が、議員に与える影響は大きい。
こうすることで、私たちは、「新しい社会」を自分たちで作っていける!
(「就活自殺」しちゃうようなおカネ中心の社会ではなく)

電力会社の最大の株主は、金融機関。
そして、私たちの貯金(メガバンク、ゆうちょ銀行など)は、ありとあらゆる「悪」に使われる。
だったら、そういったことに使わない金融機関や、保険会社に乗り換えていこう!


「全労済」の一番高いものだって、普通の生命保険よりは安いのだ。

…………質疑応答…………

Q.TPPについて教えてください。

TPPは「不平等条約」
日本は100年前に欧米列強(世界規模の影響力を持つ国家)から「平等」に変えたのに、再び「不平等」に戻すことになる。
これは、「アメリカのしくみ以外、一切認めない」というもの。
日本が、アメリカとの取り決めに規制をかけたら、「責任は日本」になる(裁判を起こされる)。
日本が独立国ならば、TPPは蹴飛ばすべき!
なんで、また、今頃、不平等条約を押し付けられなきゃいけない?

一番の狙いはおそらく「医療」。
日本は「国民皆保険(国民すべてが何らかの医療保険制度に加入し、病気やけがをした場合に医療給付が得られること)」
TPPが通ると「金持ちしか医療にかかれなく」なる。
高度医療を入れるためには、大金持ちから大金取って儲けたい。
そのしくみを入れようとしてるのがTPP。
これは大問題!だと思ってる。

Q.どうして、大手の企業はTPPを推進してるの?

実は、輸出(自動車、家電)は全体の1.65%に過ぎない。
だけど、これらのグループが経団連を牛耳っていて、票がまとまってるから強くなる。
Q.りんごのペクチンについて。

実は、りんごで放射能以外に気をつけないといけないのは「ネオニコチノイド農薬」。
http://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/a4d7c12008bd8c50863d72f0b1a6a748
「ADHDの原因ではないか?」とも言われている。
果物は危険が多いので、自分で安全な農家と直接契約して買うのがいい。
青森、長野の松本も汚染されていない。
直接買うことが生産者の力になるので、支援して欲しい。

……………………………………………………

ありがとうございました。
詳しくは バンビの独り言
……………………………………………………


講演会終了後にはa-fank syndicateから中村氏のアコースティックライブで、
語りあいましょう!
田中優 プロフィール
1957年東京都生まれ。
地域での脱原発やリサイクルの運動を出発点に、環境、経済、平和などの、さまざまなNGO活動に関わる。

現在
「未来バンク事業組合」 理事長
「日本国際ボランティアセンター」
「足温ネット」理事、「ap bank」監事
「一般社団 天然住宅」共同代表を務める。
立教大学大学院、和光大学大学院の 非常勤講師。

著書
『地宝論』(子どもの未来社)
『原発に頼ら ない社会へ』(武田ランダムハウス)
『幸せを届けるボランティア 不幸を招くボランティア』(河出書房新社)
『環境教育 善意 の落とし穴』(大月書店)
『おカネが変われば世界が変わる』 (コモンズ)
『今すぐ考えよう地球温暖化! 1〜3』(岩崎書 店、子ども向け)
『世界から貧しさをなくす30の方法』
『おカ ネで世界を変える30の方法』
『天然住宅から社会を変える30の 方法』(合同出版)
『地球温暖化/人類滅亡のシナリオは回避で きるか』(扶桑社新書)
『戦争って、環境問題と関係ないと思っ てた』(岩波書店)
『非戦』(幻冬社)ほか多数

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